名前
中野 聡
経歴
2008年 入社。逢谷内店で社員、主任を経験し、2010年2月より現職。
部署名
逢谷内店 店長
前職は同業ではありませんが飲食業でした。退職するときは3店舗を兼任する店長でした。予算や原価管理はこの時期にマスターしたので、今の店長職に生きています。前職ではフレックスタイム制で時間には融通がききましたが、朝などは人材が不足していて自ら厨房に立つことも多く、休みが月に3、4日しかとれない厳しい状況でした。
当時は子供が生まれたばかりで、このままでは家族に負担をかけてしまうと悩んでいました。そんなとき、かっぱ寿司でご飯を食べていて中途採用のリーフレットを見たんです。休日が8〜9日と書いてあって、魅かれました。外食産業なのに休日が多いな、と。そこだけ見て転職しました(笑)。

就職してからずっと逢谷内店勤務で、2010年2月から店長をしています。逢谷内店は売上の高い店舗なので、自分に店長ができるのか……プレッシャーでした。
店長になって最初の繁忙期のお盆は、不安で潰されそうになりました。前年度のお盆の売り上げが全国1位だったことも不安要素でしたね。しかし、赤川さん(前の逢谷内店店長)が作っておいてくれた前年のデータをもとに作戦を立て、無事に乗り切ることができました。
結果としては前年度の記録を超えたんです! これが自信につながりました。とてもすがすがしい気分だったことを覚えています。部長からもほめていただいてうれしかったです。店長のおもしろさを感じたのはこのときです。うまく店舗運営できたとき「このために仕事をしている」と感じました。
店長の仕事は店舗運営。予算、売上、原価、人件費のコントロールや労務等の管理です。昼間のピーク時はパートさんたちに任せるようにして、シフト表の作成や、在庫チェックなど裏方の仕事をしています。夜のピーク時は家族のお客様が多くなるので寿司の製造数も増えますし、スタッフの人数も多いので営業の指示を出したり、フォローに回ったりしています。
私のスタッフとのコミュニケーションは『飴と鞭』です。他店から研修に来た社員に「店長はひっきりなしに動いて、従業員に話しかけている」と言われたことがあります。自分では意識していなかったです(笑)。反対に、真剣に怒ることもあります。「また怒ってるよ……」では効果がないですから、時々怒るのが効果的です。
夜のピーク後は棚卸や翌日のネタ確認、清算、終礼をして……帰りは遅くなることもありますが、かっぱ寿司では店長になった今も月8、9日は休めるので、前職より家族との時間が増えましたね。

社内にQSCコンテストというQSC(商品の品質[Quality]・サービス[Serrvice]・清潔さ[Cleanliness])向上にむけた取り組みや内容、経過、結果を発表する機会があります。
逢谷内店の社員だった1年前にQSCコンテストに出場し、全国1位になりました。発表では他店に生かすにはどうしたらよいか、わかりやすく伝えるのに悩みましたね。会場に向かう電車の中で仕上げました(笑)。
商品の品質については、細かいことも見て見ぬふりをしないこと。ダメなときは製造担当者に商品を見せて注意します。サービスはしぐさですね。私が入社を決めた際に感じたスタッフの対応のすばらしさを、どのスタッフもできるようにしたいと思っています。自分がファミレスを利用するときはスタッフを見ます。つまり、自分たちも見られている。新人のときからそれを意識させるようにしています。清潔さについては『1分Cleanliness』をやっています。1分間、どこかをきれいにしてから帰る。少しずつでいいからやることが大切です。自分もよく歩いてチェックしています。

逢谷内店は駐車場が大きいし、目も前に大きなショッピングセンターがあります。40組待ちになってしまうこともあります。いかに回転率を上げるかを心がけています。待ち時間が多いということは、ホールスタッフは待っている間にお客様に見られている。スタッフがテキパキ動いていなければダメです。待ち席の周辺は特に注意していますね。
お客様は8割が家族なので、さび抜き商品をバラエティ豊かに保つようにしています。子どもを喜ばすためにどうしたらよいかを考え、子どもが思わず手を伸ばしてしまうような商品の流し方を意識しています。製造担当者は忙しいときほど製造でいっぱいいっぱいになってしまうので、社員が一歩下がって全体の流れを見て指示を出し、客層に合わせた製造・提供に取り組んでいます。
QSCが高いことと店舗の売上を維持することは、基本的には結びつくと思います。とはいえ、売上の高さの原因はQSCだけではありません。お盆に買ってくれたお客様は年末にも買ってくれる。半年先をみすえて行動することが大切だと思っています。

入社以来ずっと同じ店舗なので新人のときに教わった人が今は部下です。正直やりにくさはありますが、助けられていることの方が多いですね。最近は自分で採用したスタッフもだいぶ増えてきました。
私は逢谷内店しか経験がないのでわかりませんが、複数店舗を経験してきた主任は「逢谷内店のスタッフはとても素直だ」といっています。指示したことはすぐ行動に移してくれる。マネジャーにも取り組みが早いといわれますね。日ごろのコミュニケーションが良いのかな?と思いますが、スタッフに助けられている部分も大きいです。

店長になったばかりなので上の役職はまだまだです。ひとつの店舗の店長として、もっと自分を磨きたいですね。店舗をより良くしてさらに売り上げを伸ばすことが目標です。入社から現在まで他店を経験したことがないので、他店を経験したいという気持ちもあります。でも一番は、がんばっている主任を店長にすることですね。


やる気・熱意のある人がいいですね。
店長には、4月に1年分の利益から還元される業績評価制度という仕組みがあります。やったらやっただけ返ってくるのでやりがいのある会社です!
(取材/2010年11月)
初めてかっぱ寿司に行ったのは学生時代です。嫁が好きなので、付き合い出してからは食べる機会が増えました。
応募を考えたときの、キビキビ動くスタッフの姿が印象に残っています。子どもがスプーンを投げてしまったときも笑顔で対応してくれて、すばらしいなと思いました。そのスタッフは今も店にいるんですよ。
家族と一緒に過ごします。パパが子どもを連れて食べにくる姿をみていいナと思ったので、最近は子どもと2人で出かけることもあります。食事させるのも大変(笑)。実際に自分がその立場になることで気遣いのありがたさを実感しますね。
『先を読んでベストを尽くせ』という言葉です。
日々判断する上で、どんなときにも唯一の正解はない。でも、常に先を読んで最善の策を選択し、行動する。日々意識して仕事をしています。
私は休日が目的で入社しましたが、実際、店長になった今も月8、9日はしっかり休むことができています。そういう制度が整っている会社です。
また、店長になれば自分のお店ですから、どうしたいかは店長次第。おもしろさ、やりがいがあります。

